Tweez
Squirrel Bait時代から親交のあったスティーブ・アルビニによって87年に録音された一作目。
オリジナルのLP盤は88年にJennifer Hartman Recordsから発売されています。
暴れ馬の様なディストーションギターと、それに相容れないようなグルーヴ感のあるベースとモノローグのような語り歌。ギターで一気に駆け上がる一曲目からゾクゾクする。
ひたすら練習と実験をくりかえし、ライブやレコーディングをほとんどしなかった彼等。
パンク、ハードコアを継承し、その伝統を無視した変則的かつ変速する新たなメロディーラインを創りました。
静寂と爆発を用いてバラバラなものを縫合した蘇生術。
フランケンシュタインの怪物の様な繊細さと凶暴さを備えた際どいバランスです。
ニ作目ほどの一貫性や緊張感は感じられませんが、このアルバムが後のロック・シーンに与えた影響は計り知れないほど深いと思います。
次の世代にひっそりと手渡された解体新書。
現代の神話として語り継がれる二作目、Spiderland(91年)のリリース直前にguitar/vocalsのブライアンの脱退により解散しています。
二枚のアルバムの他に、
もともとはtweezの広告用付録として制作されたEP
500枚限定のライブ盤 Los Fabulosos
を残しています。